ローカルLLMの商用利用をどう確認する?
ローカルLLMを仕事で使えるかは、PC内で動くことだけでは決まりません。使うモデルと配布版を特定し、その版の公式ライセンスで予定する利用方法や配布条件を照合します。
視覚図
- 1版を特定配布元・モデル名・revision・派生版まで分かる?
- 2原文を開くLICENSE・利用規約・使用ポリシーを確認した?
- 3用途を照合社内利用・顧客向け提供・API公開のどれ?
- 4配布条件重みの再配布・改変表示・noticeの条件は?
- 5記録・相談不明点を残さず、確認日時と原文を記録した?
図は装飾です。問題の所在を順に絞り込みます。テキスト同等物は下を参照してください。
図のテキスト説明
- 版を特定:モデルの提供元、正確なモデル名、配布ページ、revision、量子化版やfine-tuneなどの派生版を記録します。
- 原文を開く:配布ページのライセンス表示だけで終えず、同じ版に付属するLICENSE、利用規約、使用ポリシーを読みます。見つからない場合や説明が食い違う場合は、利用条件を推測しません。
- 用途を照合:社内での利用、顧客向けサービスへの組み込み、APIやホスト機能の提供、モデル重みの再配布では、確認する条項が異なることがあります。実際に予定する行為に合わせます。
- 配布条件:商用利用の記載に加え、禁止用途、利用者への通知、帰属表示、ライセンス文書の同梱、改変表示、派生版の扱いを確認します。
- 記録・相談:モデルの版、公式URL、確認日、該当する条項を残します。本文がない・曖昧・不一致の場合は配布元または所属組織の法務へ確認します。
押さえておく用語
- モデル版
- モデル名だけでなく、提供元、配布ページ、revisionや派生版まで特定した対象。
- 利用条件
- モデルや派生版の使用、変更、提供、再配布に関するライセンス本文の条件。
- notice / 帰属表示
- 配布時などに、ライセンス文書や所定の表示を含めるよう求める条件。
注意点
- 「ローカルで実行できる」と「予定する業務利用が許諾されている」は別に確認します。モデルの配布版や条件は同じ系列でも異なることがあります。
- モデルカードのライセンス欄、付属LICENSE、利用規約の内容が食い違う場合は、都合のよい表示だけで判断しません。
- この図は情報確認の手順であり、個別の契約や法律上の可否を判断するものではありません。業務上の判断は提供元や専門家、所属組織の法務に確認してください。
詳しく知りたいときは Local AI Compass へ
確認した主な情報源とこのページの範囲
- Google Gemma 4 model card(Gemma 4のライセンス表示) — https://ai.google.dev/gemma/docs/core/model_card_4
- Google Gemma 4 Apache License 2.0 — https://ai.google.dev/gemma/apache_2
- Meta Llama 4 Community License Agreement — https://dev.meta.ai/llama/llama4/license
- Meta Llama 4 Acceptable Use Policy — https://developer.meta.com/ai/llama4/use-policy/
確認例ではGemma 4はApache 2.0、Llama 4は同モデル固有のCommunity License Agreementです。各社の条件はモデル版ごとに確認し、他モデルや派生版へ一般化しません。このページは個別の法的助言や契約解釈を提供しません。
詳細な手順・最新仕様は、各公式ドキュメントおよび Local AI Compass を参照してください。